中型シャシー（車両総重量８ｔクラス）をベースにウイングボデー車両運搬車を製作しました。今回より採用している専用基板の制御ボックスでは、ウイングの安全装置の制御を行うとともに、メンテナンス用に各操作の記録も行います。また、ハイグレードのシャシーをベースにし、キャブ内も快適な仕様となっています。

トヨタ救急車をベースに製作した消防指揮車です。室内は黒を基調とし、L字型に配置された大型のテーブル、ロングスライド式の座席を装備しています。左スライド扉後方の座席はフルリクライニングが可能で、最後部席と組み合わせて仮眠をとることもできます。また室内右後方には、高感度のダイバーシティアンテナが接続されたテレビが２台、その下部にはストレッチャー式の指揮台を収納します。テレビ下部のテーブルはスライド式となっております。

荷台前方に燃料を輸送するためのタンク、後方を資機材運搬スペースとした、資機材運搬兼用の燃料補給車です。大規模災害時に活動する消防車両等に燃料を補給するほか、支援物資等も同時に運搬できます。後部に積載した貨物がタンクローリー側に移動しないよう、荷台中央部には大型の堅固な仕切り板を設けています。

新型リエッセ２（コースター）にルーフデッキを架装しました。フルモデルチェンジでドリップレール（雨樋）がなくなったことにより、ルーフデッキ装着が困難になりましたが、弊社では様々な車種へのルーフデッキ架装実績を活かして製作しています。ルーフデッキに埋め込まれたレールには、任意の位置に荷物固縛用のベルトが装着できます。 また、デッキに昇降するための梯子も装着が困難になりましたが、独自の技術にて装着を可能にしています。

アンテナ用の伸縮ポールを装備した、バン型の電波測定車です。室内空間を有効に使うため、コンセントやスイッチ、計器類を天井部分に装備しています。また、室内には大型の折り畳み式作業テーブル、操作用のベンチシート（非定員）、折り畳みシート（非定員）を装備しています。